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2011年10月23日 (日)

W.E VT-52 対 SylvaniaVT-52

一度は聴いてみたいと思っていたW.Eサウンド。
マニアの間では、WEの球の相場はけっこうなもので、貧乏な写楽にとっては手が届かない高嶺の花でしたが、ようやく手に入れました。

W.E VT-52
W.Eサウンドの例に漏れず、このVT-52も巷での音の評価はかなりなものですが、皆さんが言うほどの違いは絶対ない筈だと思っていました。
ところが、実際に自分の耳で聴いてみると、音程が一段下がったようにギュッと凝縮された厚い音に、思わず「おお~ッ」と声をあげてしまったほどです。
楽器のアタック感なども目を見張るものがあり、シングル動作の僅か2Wの出力ながら全く別世界の音に豹変します。
まさにジャズ向けの音といったところです。

Vt52we


Sylvania VT-52
対するシルバニアのVT-52ですが、自作のVT-52シングルAMPがトランスドライブであることと相まってか骨太で、これまでに鳴らした球では最高だと思っていました。。
ですが、W.E VT-52と比較すると、線が細くて華奢に感じてしまいます。

Vt52silvania

このW.Eの VT-52、もったいないとかで仕舞って置いては人生を損しますので、ヒーターが切れるまで常設で使うことにしました。

※ W.EとSylvaniaのVT-52は、ヒーター電圧がW.Eの7.0Vに対し、Sylvaniaは6.3Vと幾分の違いがありますが、都合の良いことに、自作VT-52シングルAMPのヒーター電圧は実測で6.6Vと、ちょうど中間にありますのでこのまま無改造で使います。


平成25年4月5日

WE310Aラインアンプの完成から数日が経って、ある程度音が固まったと言うか、好みの音に仕上がりつつあると言ったところで、改めてW.EとSylvaniaのVT-52の聴き比べをしてみました。
結果は前回と同様で、やはりSylvaniaのVT-52は「華奢で覇気がない」と感じてしまいます。
全体として良く纏まっていると思うのですが、中低域が薄いせいか、どうしても元気の無さが気になります。

と、いうことで、このSylvaniaのVT-52でも満足のいく結果になるように、機会をみてVT52シングルAMPの総仕上げをしてみようと思っています。

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コメント

6A5GならSylvaniaがオススメです。
1937年2月のSylvania Newsにて6V6とともに発表されています。
傍熱管としては新しい球でハムバランサーを必要としない6B4Gとして発表されました。

投稿: 爺面寿春助 | 2014年8月 6日 (水) 22時12分

写真を拝見しました。
貴重なお品ですね。

6B4G。
いい音がする真空管と聞いて、
オークションから間違って6BG6Gを落札しました。
勘違いも甚だしく、今も箱に眠っています(笑)

6A5。
一度、聴いてみたいものです。

投稿: 写楽 | 2014年6月24日 (火) 12時57分

単板プレートの6A3や6B4G、6A5の写真載せてみました。
6A5は傍熱管のはずなんですがカソードがなく
カソードであるべき8番ピンには何も接続されてません(笑)

投稿: 爺面寿春助 | 2014年6月21日 (土) 12時01分

オークションを覗いていますが、
最近は価格が高騰してますね
WEだと7~80,000円。
益々、手が出なくなりました。

HytronのVT52
興味が沸いてきました。

投稿: 写楽 | 2014年6月19日 (木) 21時29分

WEとHytronのVT52を持っていますが
7Vで両者とも点火してやると
差は少なくなりますよ。
問題はモノプレートの
6B4Gや6A5も7Vで点火できるかですが。

投稿: 爺面寿春助 | 2014年6月16日 (月) 00時17分

まさに、進化論といったところですが
中には異端児もいるんですね。

良い音のする真空管に直熱型が多いのは
構造的な何かがあるのでしょうか。
これだけは、進化したからと言って伴わない何かが絶対・・・。


投稿: 写楽 | 2014年6月12日 (木) 18時56分

なにせ軍用真空管の余剰品ですから
時期を過ぎると供給量が急に減少すると思われます。
中には変態的に面白い球もあって
単板の6A3、6B4G、6A3さらには6A5Gなんてのも。
全部VT-52のリベース品と思われます。
直熱管の6A5Gなんて信じがたいものがありますが
あるんです。

投稿: 爺面寿春助 | 2014年6月12日 (木) 14時55分

なるほど。
送信機という性格上、可搬性とかも考慮しての結果なんでしょうね。

このように、多くの送信管が今、オーディオの名球として使われていますが、
この後、途絶えてしまうことが心配されます。
後世に残してあげたいですね。

投稿: 写楽 | 2014年6月12日 (木) 12時28分

オーディオ用アンプとしては乱暴に見えますが
送信機では伝統的な回路のようです。
VT-52と酸化被膜型のVT-25が初めてつかわれたのが
この送信機で専用管といったところです。

投稿: 爺面寿春助 | 2014年6月12日 (木) 11時30分

ヒーター電圧は±5%の許容範囲があるとかで、実機の6.6Vはその範囲に近いので心配はしていませんでしたが、おかげ様でもっと安心して使うことが出来ます。
ゲッターがなくなる前に、ヒーター切れを起こしてはもったいないですから。
それにしても、VT25とVT52を使った送信機ですが、随分と乱暴なヒーター回路のように思います。

投稿: 写楽 | 2013年5月18日 (土) 08時57分

規格はWEもSylvaniaも同じで
地上では6.3V、空では7Vでした。
所謂、航空管でどちらでも動作します。
http://m.blogs.yahoo.co.jp/fareastern_electric/838914.html

投稿: 爺面寿春助 | 2013年5月17日 (金) 23時59分

駿河屋さん こんばんは

そうです。
自分が元気なうちに使わないと損をしてしまいます。

71A・112AシングルAMPもそうですが、NOSの元気な球を敢えてストックして置いていました。
このW・E VT-52を聴いたとたん、その気持ちを変える事にしました。

投稿: 写楽 | 2011年10月25日 (火) 21時37分

健康で、良い音を楽しめるときに楽しみましょう。私もPX-4をイカレル迄と思い、楽しんでいます。

投稿: 駿河屋 | 2011年10月25日 (火) 15時47分

顎が落ちるかも知れません。
これだけは気をつけて来て下さい。

投稿: 写楽 | 2011年10月24日 (月) 10時24分

ウエスタン・Eお楽しみです。
明日伺います。


投稿: 英樹 | 2011年10月23日 (日) 23時07分

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